
最後の2得点は、意地を見せたとか、移動の美談とか、そういうのを重ねなくもないけれど、オープンな展開になったことで組織力の差は矮小化されて、個人の力はやはり高いことの証左にもつながる。ここ数試合で戦術が皆無なのは思い知らされているけれど、1人1人の能力はJ1首位を凌駕しうるのだ。
このタイミングで2週間あきつつ、残り9試合をどう過ごすのか、クラブ運営の岐路なんじゃなかろうか。手段として監督を変える/変えないはあるけれど、惰性で消化試合などと考えていたら、あっという間に降格圏が待っている。
なにを目標にしてどう戦うのか、クラブ運営、監督及びコーチングスタッフ、夏のウインドーで出て行かなかった選手たち、みんなが同じ方向を向いてほしい。
ぼくはFC東京サポーターのはしくれとして、いつもの楽しみ方である「台風でも来ちゃった!笑」と、試合後もチャントを歌い続けていた「いつも俺らがついてるぜ」の2つの横断幕に全面賛成。そしてDAZN中継でもアルスランのインタビューの背後に鳴り響いていた「You'll Never Walk Alone」を心底誇りに思う。勝った後に喜びを分かち合うのもいいけど、負けた後にこそ歌いたい。
現地のみなさん、帰路もまだまだ乱れはあると思うので、ご安全に。広島は晴れてて暑かったみたいですねっ!
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