
暑かったー。公式発表のピッチコンディションは気温28.2度だったけど、体感的にはもっと。わかってたから、ペットボトルいっぱい持ってった。試合も飲水タイムが設定されてたよ。
いやー、楽しかった。一進一退な感じだった前半33分の先制点は、ダイレクトパスがつながった美しいゴールで、しかも最近YouTube配信で好感度上昇中の渡邊凌磨の今シーズン初ゴールってことで、声出しちゃいけないのに声出しちゃった。前半42分の追加点も、左サイドから崩してまんなかでディエゴがつないで渡邊凌磨。たまらん。
後半、ひさしぶりに、しかもこちら側のゴールで観られたディエゴのダンシングPKのあと、1失点はしちゃったものの、そこからずるずる行くことなく、首位だった鹿島相手に会心の勝利。最後まで運動量落ちず、最後の最後、コーナーフラッグ付近でボールをごにょごにょしつつ5連続コーナーキック獲得はしてやったり。いわゆる「鹿島る」ってやつで、会心さに拍車がかかった。
なにが良かったんだろうなぁ。みんなの意思統一というか、連動性は明らかに向上してる。まだまだパスがズレる場面は何度もあったけれど、得点や、得点には至らなかったもののいいところまでいった場面は、何本もパスがつながってそうなってる。スムーズにつながったパスと、アダイウトンやディエゴのフィジカル押しによる突破や溜めと、それぞれが組み合わさってるところが俺たちのFC東京らしくて、サポーター冥利に尽きる。そういう感じだと、たまたまじゃなくて再現性が出てくるし、事実、左を起点に右ウイング渡邊凌磨の2ゴールという再現性。
凌磨は、シーズン序盤はまさかのサイドバック魔改造だったけど、途中出場だった前々節、そしてスタメン奪取の前節、今節と、右ウイングで躍動。スタートポジションは右ウイングながら、真ん中や、ときには左にもふらふら顔を出す感じがとてもいい。ピッチの中の絶対的な座標じゃなくて、ボールを基準に相対的な位置取りをやってるのかな。
暑かったけど、楽しかった。試合後に小川諒也をお見送り。移籍までまだ1カ月あるけど。
1カ月も前に壮行することになったのは、このあと1カ月ホームゲームがないから。そして7月からは夜の時間帯になるので、5歳児連れの我が家のスタジアム観戦は多分何カ月も先になると思う。そんな、シーズン前半最後のスタジアム観戦が満足度高いものになってとてもうれしい。
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