クリアソン新宿のJFLで初めてのホームゲームを「クリアソンライブ」で観てますます気になる存在

JFL。昨シーズン終盤からなんとなく気になってるクリアソン新宿がJFLに昇格して初めてのシーズン。初めてのホームゲームは駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場。ぼくはスタジアム観戦まではしなかったけど、YouTubeでやってたクラブ独自の配信「クリアソンライブ」でアーカイブ観戦。
クラブの人が2人でしゃべってて、実況や解説も意識はあるけど試合以外のいろんな話をしながらラジオ感覚で、っていうコンセプトで、クリアソン新宿のことをまったく知らないぼくでも、なんだかとても楽しかった。クラブ運営の話、試合運営の話、相手チームの話、など試合内容と直接関係ない話がたくさん聞けた。なんかこう、生身の人間がやってる感じ。

ぼくはFC東京を20年近く応援してるけど、最初の頃は試合が中心で、なんならテレビの向こうやゲームの中の延長で観てた感じがあった。でもそうだな、2010年にJ2降格したあたりかな、そうじゃなくて生身の人間がやってて、選手やスタッフとも触れ合うことができて、いろんな感情が絡み合って、ぼくたちの普段の生活と大差ない世界、っていうのを感じ始めてからより一層楽しめてる。その感覚。
サッカーそのものの高いレベルを感じたかったらJ1を観ればいいし、なんならリーガエスパニョーラでもUEFAチャンピオンズリーグでも観ればいい。でもそうじゃないんだよね。自分が住んでる街のクラブとか、知り合いが運営に関わってるクラブとか、そういうのを応援しよう、なんならサポーターもクラブの一員だぜ、っていうのがJリーグが発足以来掲げている「Jリーグ百年構想」だと思ってる。

クリアソン新宿は、俺たちのFC東京などが掲げる「東京」ではなく、「新宿」を標榜するクラブがJFLまで上がってきて近い将来のJリーグ昇格も断然あり得る状況っていうので気になってたんだけど、「スポンサー収入に過度に依存しない」っていう考え方でのクラブ運営の話がこのまえ日経ビジネスの記事に出てて、そしてこのクリアソンライブを聞いて、ますます気になる存在になった。
日経ビジネス：新宿からJリーグ入り目指すサッカークラブの志と反骨

そしてなんと、この初めてのホームゲームの観客動員が2603人。これすごい。昨シーズンのJFLの平均が500人そこそこ、最多だったいわきFCの最終節でも2451人だったのに。まあ今シーズンは鈴鹿ポイントゲッターズが三浦知良効果で開幕節に4620人を叩き出してるから陰に隠れちゃうんだけど、すごい可能性を示す数字。

試合は負けちゃったけどね。でもチャンスは数多くあって、このカテゴリでも十分やれそうだ。

クリアソン新宿 0-1 FC神楽しまね

関連記事
（2021年12月19日）なんとなく気になってるクリアソン新宿がJFL昇格！
（2021年11月28日）クリアソン新宿が気になっちゃう
（2021年11月24日）新宿高島屋でクリアソン新宿の試合告知

---

【すきなものや気になったことを紹介してます】
子供・温泉・コーヒー・新宿・渋谷・長崎・春
コンビニ・猫・ＦＣ東京・V・ファーレン長崎

---