ぼくは小学校中学校とバスケットボール部で、まあそれは30年近く前なんだけど、その後もちょいちょい見るくらいのバスケットボールファン。あれ、3on3じゃないの、くらいの知識しかなかったんだけど、観れば観るほど5人制のバスケットボールとは全然違うものに感じながら、お風呂入るの忘れて引き込まれていった。
・言わずと知れたハーフコートのバスケットボール。
・1試合10分。ハーフタイムとかなし。
・1チーム4人でじゃんじゃん交代。
・ベンチに監督はいない。タイムアウトあるけど選手同士で相談。
・攻撃は12秒ルール。
・外側シュートは2点、内側は1点。
→つまり遠いシュートは2倍の価値。5人制の3ポイントは1.5倍なのでそこもだいぶ違いを生む要素。
・でもファウル時のフリースローは2ショットでお得。
ていうレギュレーションで、とにかく目まぐるしい。攻守の切り替えが早いし、セットオフェンス考えてる時間もそんなにない。なんとなく、オフェンスもディフェンスも選択肢がそんなになくて、個々の技術や能力がより試合に直結する雰囲気。5人制でいうところの速攻がないってことになるんだけど、なんというか、常に速攻。
で、1日2試合やる感じで、なんと日本は初日の2試合がともに延長戦にもつれ込む。
1試合目はぼくが延長性のルールを理解してなくて、さらっと終わって拍子抜け。ええと、延長戦はこんなレギュレーションだそうで、なかなかエグイい。
・延長戦は2点先取。
・延長戦は2点入るまでいくらでもやる。
日本の1試合目は、先に1点取った後、2ポイント入れられて敗戦。これが拍子抜けの内容。
そりゃあ2点先取ならそうなるか、なんて思った2試合目がなかなかの予想外。延長に入ったらお互いバテバテでシュートが全然入らなくて、2ポイント狙いに行くから余計入らなくてぐだぐだ。時間が表示されなかったんだけど、4~5分やってたんじゃないの。最後、バテてる相手にディフェンス粘って12秒ターンオーバー奪った後の攻撃で、1on1で足もつれさせてようやく決着。なんかこう、部活の最後で、1本入れたら終わりね、っていって全然入らないっていうあるあるを再現してる感じでおもしろかった。
このオリンピックでは、1日2試合ペースで、8チーム総当たりやるのね。上位4チームが決勝トーナメントか。時間が合ったらになるけど、また観よう。
ところで「3x3」の読み方。以前は「3バイ3」っだった気がするけど、「3エックス3」だって。うーん、そう読ませようと思った表記ではないにおいがプンプンするけど、まあそうなるか。ていうか「3on3(3オン3)」っていつの間に言わなくなったのさ。

1冊でわかる3x3バスケ入門 ルールから戦術、練習法まで - 中祖嘉人
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