徳永悠平の引退も含めて何人かの移籍はあったものの主力がほぼ残り、なんなら期限付き移籍だったカイオセザールやエジガルジュニオの完全移籍もあり、開幕スタメンとなった新里亮や途中出場した都倉賢といった補強もあり、編成は申し分ない。手倉森監督が出て行ってしまったけれどコーチから内部昇格の吉田孝行監督で戦術継続。
上位2クラブがJ1昇格しつつJ1からの降格がなかったから昨年3位は優勝候補筆頭でしょってのをそのまま実現することを目指すシーズン。そういうプレッシャーとも戦うシーズン。
そしてきっちり勝利でよしよし。試合後の吉田監督はほっとしてるような印象だったな。
特に、ルアンが切り裂いてマイナスの折り返しをカイオがズドンの2点目は会心の一撃だった。同じような形がその後にもあってそれは得点には至らなかったけれど、ルアンに限らず前線で崩してカイオが仕留めるってのは今シーズンも頼もしいパターンになりそうだ。
1失点はしたものの大崩れしない試合運びで、願わくば追加点が欲しかったけれど、安心して観ていられた。長丁場のうちの1試合でしかないけれど、期待させてくれる開幕戦だった。

Jリーグ選手名鑑2021 J1・J2・J3 ハンディ版 (エルゴラッソ特別編集)
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