内容はだいぶダメだったので、監督解任ブーストってわけではなくて、どちらかというと相手のミスや審判のミスに助けられた。
そして頼もしくなったチャンヒョンス様様。いい読みでのパスカットなど無失点に貢献して、決勝点まで奪う活躍。ケガからの復帰が思ったより早くてよかった。ヒョンスって前にFC東京にいたときは学生からのルーキーだったから若手のイメージが強いんだけど、韓国代表のレギュラーだもんね。
永井の1トップに大久保と東の2シャドーってのが新体制での新しい試みなんだけど、そこにいいボールが出てこなくて機能不全。永井1トップなら相手DFの裏を狙うボールが出てきてこそ活きるし、逆に2シャドーの前を追い越す動きに期待するなら前は永井じゃなくてポストが得意な前田やウタカが適任だし、まだまだ攻撃の形とFWの人選は課題のまま。
そしてこの3-4-3は、前線へのパスの出所になるべき中盤が高萩と橋本拳人の2枚しかいない形だからね。もっと3バックからも供給しないといけないんだけど、特に徳永なんかはGKへのバックパスが目立ったのは連敗中と変わらず。
それでもまあ無失点で勝てたというのは、連敗中自信なさげだった雰囲気を打破するきっかけにはなりえるか。残り8試合、ただの敗戦処理にならず、1試合ずつ丁寧に、目の前の戦いに臨んでほしい。
◇ ◇ ◇
東京から巣立ったタマがすっかり仙台の中心選手になってるのが見られてうれしい。そして長崎で育った奥埜と並んでいる状況も、俺が育てた感をくすぐられるものだった。
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