どちらかというと東京のほうが押し気味だった序盤に先制されちゃって、でもいつもみたいに気落ちした感じにはならなくて、前半終了間際に同点、後半開始早々に逆転のステキな展開。このまま勝とうぜって雰囲気だったんだけど、一瞬守備が緩くなったところでペドロジュニオールにものすごいシュート叩き込まれて同点。その後はお互いオープンに攻め合ってゴールに迫ったけど、そのままドロー。
目の前の1試合としては、逆転できたし最後までわくわくできたし、勝てるチャンスもあったのでくやしさもありつつ、楽しかった。ポジティブ。
しかし今シーズンの状況からすると、首位鹿島に勝てばまだギリギリ上位に食らいついていける位置にいられたのに、順位を下げる結果。しかも相手はアウェイ続きの中2日ってチャンスでもあったのに。ネガテイブ。
優勝争いじゃなくて1試合ずつを楽しもう、への切り替えを余儀なくされた試合だったか。
ウタカと永井の2トップが縦横無尽に機能して、前で奪ってショートカウンターの狙いは見えた。そして橋本拳人が2ゴールか。デビュー戦のときといい、なんだかんだゴールに絡むんだよね、拳人。ゴールできる位置にするするっと顔を出す。この日は今シーズン主戦場だったディフェンシブハーフではなくて、よりゴールに近い1列前のスタートポジションで、その特長がより活きた。現状はここが適材適所か。米本が復帰して90分フル出場したことで実現できたね。ここは今後にポジティブな要素。
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