立ち上がりから後半の真ん中くらいまで、お互いに決め手を欠いて低調な展開が続いた。昼間疲れてたぼくは観ながら寝そうになったけど、後半23分と39分の大久保嘉人の2ゴールで勝利。そうだ、うちには大久保嘉人という決め手があった。
1点目は相手のセットプレーを跳ね返してのカウンター。中島翔哉から大久保嘉人へのスルーパスがちょっとずれたかと思ったけど巧みなコース取りとトラップで1人振り切り、その後のドリブルのコース取りがまた絶妙で戻ってきた2人の守備を無力化、シュートも落ち着いて右隅に流し込んだ。
2点目は低い位置で大久保嘉人と高萩がパス交換して様子を伺った後、高萩の縦パスをスイッチにして何本かのパスがつながっているうちに大久保嘉人はするするとペナルティエリア前にポジショニング。その攻撃は一度跳ね返されてしまうけど、セカンドボールを拾った東からのクロスに飛び込んだ大久保嘉人が体制崩しながらバックヘッド気味にあわせてゴール。
短絡的かもしれないけど、チームとして、大久保嘉人にフィニッシュさせる形を目指せばいいのかもね。多少ズレても、相手のマークがついてても、なんとかしてくれるアイデアと技術。このところのもやもやを解決してくれる有力な手段の1つ。
ワールドカップ予選があるからまる2週間試合がなくなる中断期間の前に勝ててよかった。でもこの日も1点入るまで低調だった部分とか、課題は山積み。ひさしぶりに日本代表0人なことをチャンスと思って、全員揃って意思統一して立て直す期間にあてよう。
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