FC東京×Honda FC がっぷり互角からなんとか勝利

画像第96回天皇杯、俺たちのFC東京は4回戦から登場。JFLのHonda FCというやりづらい相手との対戦で、案の定苦しみながらなんとか勝利。
平日開催でぼくは味の素スタジアム行かなかったけど、NHK BSで中継してくれたから家に帰って追っかけ再生。


Honda FCは地域予選からここまで、J3、J2のクラブを蹴散らしての勝ち上がり。天皇杯では、格上の相手と戦うときは守備を固めてカウンター狙いっていうのがよくある光景なんだけど、そういう選択はせず、ディフェンスラインを高く保ってコンパクトな陣形、シンプルに縦に蹴ることもせずしっかりパスをつないで崩しにかかる堂々の戦いぶり。JFLで2ndステージ1位を走ってる好調さをそのままぶつけてきた感じかしら。
それで序盤はがっぷり互角、どころか先制されちゃうんだもん、はらはらしたわ。

俺たちのFC東京は、森重と丸山が日本代表、前田と東がコンディション不良と、いつものスタメンから4人変更。ネイサンバーンズもオーストラリア代表か。飛車角抜きくらいの状況ではあったけれど、アマチュアクラブに負けるわけにはいかず、後半はほぼ主導権握ってなんとか逆転。天皇杯では過去に苦い思い出もあるし、主力が何人かいない平日の試合でシーズン終了とかやめてほしかったので、ひと安心。

でもHonda FCも、1点リードしてもやり方変えず攻めてきて、逆転後も気持ちが折れることなく立ち向かってきて、終盤にはあわや同点のポスト直撃フリーキックもあって、いやー、すばらしい。まさにグッドルーザー。とか言える結果でほんとによかったわぁ。
終了後、青赤ゴール裏からのHondaコールにテレビの前だけど録画だけどぼくも参加しちゃった。

ていうかHonda FC、中2日のアウェイ連戦だったんだね。しかも昼間は仕事してるんでしょ、それでこのハードワークは頭が下がる。Jリーグとは一線を画しながらも、こういうサッカークラブもあるんだよってのを見せてもらった。
いまさらだけど、あの本田技研工業のサッカー部で、Jリーグがはじまる前の日本リーグではずっと1部にいたんだよね。FC東京が東京ガスサッカー部だった1998年までの数年間はいっしょにJFLで戦ってた間柄。ユニフォームも同じアンブロじゃないか。アマチュアサッカークラブの形での発展と、今年のJFL優勝を願ってます。

そして俺たちのFC東京はこのメンバーでまだ1カ月半行けるぞ。次回、準々決勝は12月24日。対戦相手は川崎と浦和の勝者、望むところだ。会場はどこだ、熊谷か、長崎か。


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