太田コースケがいつもの左足一辺倒ではなく切り返して右足のクロスも使ったり、途中出場の中島翔哉が相変わらず気の利いたポジショニングで前線にボールを運んだり、得点に近づく要素はあったけれど、真ん中をがっちり固める対策の前に、フリーでシュートを打てたシーンはほとんどなし。クロスに対しては体を当てられ、足元のシュートはブロックされた。
そうやって何度も何度も跳ね返される状況の中でも、繰り返しサイドからクロスを放り込むしかできなかった。たしかにコーナーキックやフリーキックを何本ももらえたけれど、それも含めて、繰り返せばいつかなんとかなる、くらいの策しかなかった。
それでなんとかした試合も今シーズン何度かあったから、得点が入らないまま時間がすぎても、いつものように1-0で勝つものだと信じてた。でもそうはならなかった。惜しむらくは、どうしても1点がほしい状況で前線に送り込める選手がベンチにいなかったこと。交代枠を1つ残しての終戦は、特にシーズン終盤の中盤~前線の駒不足を象徴しているようだった。
ブーイングする内容ではないけれど、You'll never walk aloneを歌う気持ちにはならなかった。喪失感。呆然。そして圧倒的に盛り上がらない来年のユニフォーム発表。
足りなかったのは、34試合であと勝ち点1。この試合に限れば1得点。でもそのわずかな差で明暗が大きく分かれてしまった。
得られたものもたくさんあったシーズンだとは思うけど、足りないものはまだまだあるな。俺たちはまだ強くない。でもいっしょに強くなりたい。
それはそうなんだけど、チャンピオンシップやるつもりだったから天皇杯までの1カ月間をどう過ごしていいかわからないや。来年の編成に向けての話題も出てくるだろうし、ぼく自身も来年はSOCIOしようかななんて試合前は思っていたけれど、なんだか何も考えられないや。ひとまずこれで終幕。一旦、思考停止。
ついに青赤横丁への出店が叶ったつきぢ松露さんの青赤松露サンドはうまかったし、日本エイサーさんの抽選会で2等のミンチ天無料引換券ももらえた。ウィントスくんの帽子をかぶった鳥栖サポーターとも少し交流できたし、アマラオとエール交換もできた。
あー、悔しいな。勝ちたかったな!
【ぼくがすきなものや気になったことを紹介したくて書いてます。】
例えば: →FC東京 →V・ファーレン長崎 →温泉 →秋 →海
この記事へのコメント