
前半、法隆寺にまつわる日本の近代美術が並んでいて、金堂壁画も模写で、あれれ、お宝は?仏像は?って心配になったんだけど、途中から期待通りの内容になって、しり上がりにおもしろかった。展示点数はそんなに多くなくて、会場も広いわけじゃなくて、コンパクト。疲れなくてちょうどよかったな。でもインパクトは十分。
メインビジュアルにもなってる毘沙門天さんと吉祥天さんはぐぐっと存在感。どちらも顔がふくよかで穏やかな印象。木造の仏像見るとだいたいそう思うんだけど、顔や衣服の柔らかい質感の表現にはほんと驚く。あと衣装や甲冑の細かい表現も。
この2人が夫婦って説明があったけど、夫婦とかあるんだ。
他にも、阿弥陀如来さん、薬師如来さんに、広目天さん、多聞天さん、持国天さん、増長天さんとずらり。
薬師如来さんの胎内仏だという小さな薬師如来さんがかわいくてステキ。あと、金堂天蓋の装飾に使われてる天人とか鳳凰とかも小さいながら興味深かった。
ふむ、おもしろかった。
ぼくは3年半前に法隆寺行ってるんだよね。その伽藍はよく覚えてて、今回も見取り図が出ててそうそうこれこれってうれしくなったけど、うーん、中をだいぶ忘れてしまっている。今回の展示はほとんど見てるはずなんだよな。残念、くやしい、情けない。じゃあいつかまた行かなきゃ、法隆寺。
ロビーにせんとくんがいて、いっしょに写真撮ってくれたよ。せんとくんは失職せずにがんばれてるね。
それから、となりの陳列館で無料でやってた「別品の祈り-法隆寺金堂壁画-」が、この日は臨時で15時閉館ってことで入れず残念。それなんなのか知らんけど。
NHK-DVD 法隆寺~守り継がれた奇跡の伽藍
教養
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ターコ
ぼくんち杉並区†