こういうのがあるから東京はやめられないよね。ぼくは、FC東京の魅力を聞かれたときに、ガンガン攻めて、2点取られても3点取るって感じがすき、とよく言うんだけど、文字通りその展開になった。
序盤から相手のがっちり守備に手を焼いて、後ろでの横パスが増える最近よくあるいやな展開。それでも真ん中に楔のボールを何度かチャレンジはしてた。ただそれがなかなか収まらなくて相手の守備網にかかり、そのままだったり、または跳ね返されたボールを拾われたりしてカウンター食らう。そう、前半は、五分五分のボールをだいたい競り負けて拾われてたのよね。
でもあせらずあわてずチャレンジし続けつつ、後半早めの選手交代が功を奏した。不慣れな右サイドバックで、守備はともかく攻撃にほとんど貢献できてなかったチャン・ヒョンスを下げて石川投入。徳永を右サイドバックに移して、高秀先生を1年以上ぶりのセンターバックにする布陣。
これが効いたよね。徳永がぐいぐい攻撃参加して石川とのコンビで右サイドに起点ができた。それで真ん中も崩せた。
もちろん、それと同時に1トップの位置に投入された渡邉千真が抜群のポジショニングで3点取ったし、ディフェンシブハーフの米本に代わって河野を入れたことで今度は左サイドでもボール奪取&チャンスメークにつながった。
選手交代の妙。ポポ!トーキョー!
あと、ぼくたちサポーターも雰囲気つくれたんじゃないかな。2点目とられたときはシュンとなりかけたけど、声&手拍子続けて、1点とったときの雰囲気はたまんなかった。ワッショイ喜ぶんじゃなくてそのままのチャントを続けたのもいい。2点目とってもそのまま、3点目でどーん! ワッショイ3連発は秀逸。
サポーターが勝たせた試合ってのにあこがれてたんだけど、そうじゃなくて、チームとサポーターが一体になって勝ち取った試合って感じがした。もう、大興奮。
最近はゴール裏2階が多かったんだけど、たまたま今年はじめてゴール裏1階に行ってみたのね。それがこんな試合でたまらなくうれしい。翌日のトーチュウとエルゴラッソ買ってにやにや。
- 日本代表な長谷川アーリアジャスールのチャント歌う機会がなくて残念。
- 跳ばないやつはサガン鳥栖~!のときに一応軽く跳んでおいた。2階にすわってたら跳べなかったな。
- そのあと鳥栖サポーターからなんか聞こえてたけど聞き取れなかった。
- 試合前に、FC東京魂~!ってやつ参加できた。ものすごい大勢だったから、使ってもらえてもぼくがどこにいるかわかんないだろうな。
- 帰国してる長友が来たらいいのにと思ったけど来なかった。ワールドカップ予選の3連戦終わってからかな。
15時キックオフの試合で、11時すぎから行ってみた。ドロンパに会いたかったからね。天気もよくて、待機列の木陰は爽やかな風が通って涼しい。ビニールシート敷いてフードコートでいろいろ買って、ちょっとしたピクニック。
入場した後、人多いなと思ったら25,803人。子供向けの「TOMAS グランド フェスタ 2012」だしキッズチアもあったしね。日曜の午後に子供つれてスタジアム観戦なんてステキじゃない。
VAMOS TOKYO!
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