
と、あれれ、混んでますよ、東京都現代美術館。入場まで70分待ちだって。むぅ。まあしょうがない、ならぶか。子供連れが多いな。お茶飲んだりお菓子食べたりトイレ行ったりしながら、ぽてぽて並んで、ほんとに70分で入場。

中に入ると、まずでっかい通気口。わぁ、ぼくたち小人だ。傍らには角砂糖が置いてあるにくい演出。そしてアリエッティのおうちが再現。アニメをセットにしちゃったの。おお、おお、イイネ、イイネ。映画のあの色彩、あの質感だ。
アリエッティの部屋、リビング、おとうさんの作業部屋などなど。「借り」に行くときに通ったあの壁の間の通路も再現されててステキ。おとうさんの作業部屋かっこいい。
一部以外の小道具さわれるし、いすにも座れるし、なにがいいって、順路がない。自由に歩き回るの。家だもんね。
混んでて狭くて大変なところもあったけど。まちがっていきなり外に出てしまいそうになっちゃったけど。
後半は種田陽平が美術監督を務めた他の作品の写真パネルや図面、イメージスケッチなどを展示。ぼくが見た作品だけでも、こんなにあった。「THE 有頂天ホテル」、「キル・ビル Vol.1」、「ザ・マジックアワー」、「スワロウテイル」、「フラガール」、「冷静と情熱のあいだ」。
ふむ、なかなか興味深い。でもこのへんは人気なかったな。みんなアリエッティ狙いだからか。ミニシアターで種田陽平の仕事っぷりを紹介する映像が流れててなかなか興味深かったけど、子供は飽きてた。
その並びで最後はやっぱり「借りぐらしのアリエッティ」。イメージスケッチなどから、試行錯誤の末にアリエッティというキャラクターができあがっていく過程がかいま見えておもしろかった。最初は青い服着てショートカットでナウシカみたいだったのが徐々にあの髪型であの赤い服のアリエッティになっていった。
映画の世界を体験できて、製作の舞台裏をチラ見。ふー、おもしろかった。

ホット・セット 種田陽平 美術監督作品集
種田陽平
by G-Tools辻仁成+種田陽平式 映画づくりの旅
辻 仁成 種田 陽平
by G-Tools借りぐらしのアリエッティ キーホルダー「アリエッティと角砂糖」
by G-Toolsジス・イズ・アニメーション 借りぐらしのアリエッティ
スタジオジブリ
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この記事へのコメント
みいな
他の映画のパネルとかイメージ図とか
そちらに興味深々です。
ぼくんち杉並区†