
「いらっしゃいませ。」
「ええと、カフェモカのホット、トールサイズで、、、ト、トリプルショットで。」
「トリプルショット、エスプレッソショット2つ追加ですね。」
「あー、はいそれで。」
店員のおねえさんはにこやかに指を3本→2本とぼくに示して確認してくれた。そうだよね、2つ追加か3つ追加かまぎらわしいもんね。そしてバックヤードに響くオーダーの声。
「トリプルトールモカ~」 「トリプルトールモカ~」
カップに書かれる数字は「3」だけど、スターバックスの店員はここであほにはならないのね。世界のスターバックスではあっても世界のナベアツではないと。
出てきて出てきた。おー、たしかに濃いよ、濃ゆいよ。ガツンとビター。ただ、ぼくはふだんモカをあまり飲まないので、普通のモカとどう違うかは正直よくわからない。でもこいつ飲みながら仕事してたら、なんとなく気分はスッキリしたよ。
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