
上映されたのは「我輩はカモである」(「Duck Soup」/1933年/66分)と、「ルーム・サービス」(「Room Service」/1938年/78分)の2本。
なにこれめっちゃおもしろい。特に「我輩はカモである」のぶっとんだたたみかけるナンセンスな笑いはたまらん。セリフで笑い、動きで笑い、もうずっと笑いっぱなし。帽子芸、鏡芸は珠玉。妙なミュージカル風に大勢でばかなダンスをするのとか。一方の「ルーム・サービス」は比較的ストーリーがちゃんとした、ドタバタなシチュエーションコメディ。
いとうせいこうとケラリーノ・サンドロヴィッチのトークもおもしろかった。ケラリーノ・サンドロヴィッチは子供の頃マルクス・ブラザーズにあこがれて、日本では見られなかった作品を見にニューヨークに行こうかと思ったとか。卒業文集で将来の夢を喜劇映画監督と書き、いつのまにかバンドやっちゃって、いまようやく映画監督になったと。
そんな話を小1時間、前から2番目の席で楽しんじゃった。
いやー、いいねぇ、マルクス・ブラザーズ。ぼくは今までまったく知らなかった。ケラリーノ・サンドロヴィッチ目当てで行ったのに、断然気に入って、他の作品も見たくなった。こんなのを知ることができるしたまちコメディ映画祭いいなぁ。ケラリーノ・サンドロヴィッチの新作映画「罪とか罰とか」の初公開という予告も見られたし。
上野の東京国立博物館で。

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この記事へのコメント
熊
ワシもこの映画祭に行きました。あまりに面白かったので、興奮が冷めないので、書き込ませていただきます。
ワシは13作品中、12本見てますが、スクリーンで見るのは初めてだったので、とても楽しめました。
また映画館で見る機会が欲しいですね。
では。
ぼくんち杉並区†