
本谷有希子はなんとなく気になりつつ、はじめて。本や映画も含めて、はじめて。「パルコカードの審査も通らなかったのに、本谷、PARCOで演劇やるよ」のキャッチコピーがステキ。永作博美も最近気になる。
開演前の注意事項を本谷有希子の声で。意外と普通に読んでるなと思ったら、終盤に噛んで舌打ち。
作・演出: 本谷有希子
出演: 永作博美 近藤公園 前田亜季 吉本菜穂子 広岡由里子 梶原善
うはー、ぶっとぶねぇ。永作博美が自称”明るい人格障害”の38歳で、貧乏な新聞屋の家庭に突然旦那の愛人だと押しかける。で、そっからじゃんじゃんぶっとんでいく。痛みを抱えてどうしようもなくなってる人たち。卑屈になったり開き直ったり暴走したり。
独特のボキャブラリーでくすくす笑わせる感じのうまさと、ぶっとんだストーリー展開で楽しませてもらった。まあ、うん、まあまあかな。期待したほどではなかったけど、まあまあおもしろかった。イタい女子ですがなにか?をいちばんかっこよくした感じかな。
後ろから2番目の席で、表情とかまで見えなかったのがちょっと残念。冒頭数分間、まるっきりセリフがなくて黙々と作業を進めてるもんだから妙に緊張感。
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