なんと、2チームに分かれて同じ話をやる、ダブルキャスト2本立て。せっかくだからと両方鑑賞、2つの対比も楽しめて、これは正解だったな。そしてこれまたせっかくだからと1日に2本鑑賞、間の時間がけっこうあったから家に帰って出直しちゃった。これは正解でも不正解でもないか。


作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチが「半自伝的」と語っているように、劇団の脚本家の話。大ネタ小ネタのよくつくりこまれた笑いと、クリエイターとしての苦悩、葛藤、狂気、妄想、現実逃避。2時間半を越える長丁場で、終盤若干たるいところもあったけど、かもしだす雰囲気はすごくかっこよくて、よかった。オープニングのキャスト紹介や劇中にちょいちょい使われてた映像を使った演出もステキ。
2つのお話は、細かい遊びの部分と結末が違った。2本目の冒頭、小池栄子が出てきたところで、役者が違うとこんなに印象が違うのかと驚愕。セリフもまったく同じだったのに。
話が始まってしまえば、ああ、さっき見たからおさらいね、お、そこはそう変わるのか、くらいの軽い感じだったけど。
三宅弘城と大倉孝二がそれぞれ主演。大倉孝二あいかわらずでかいな、声もでかいし。三宅弘城も負けずに存在感抜群。この2人だけ両方に出演、というかなんか片方にちゃちゃ入れに来るくらいの感じなのがおもしろい。
あとは劇団員全員が2チームに分かれて出演。そしてゲストに佐藤江梨子、清水宏、六角慎司、河原雅彦、小池栄子、坂井真紀、住田隆、マギー。
ぷはー、なんだか贅沢な1日だった。
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