
悪人が誰一人出てこなくて、んなあほなという偶然が重なって、細かいところはやや強引な展開もありつつベタでドストレートに、現実的じゃなくてそれこそ奇跡。
でも、心地よい音楽に包み込まれているおかげで、まあそういうのはどうでもよく思えちゃう。うまくいきすぎたっていいじゃない。むしろあながちすべてがファンタジーでもなくて、ひょっとして現実でも起こりえるんじゃないかとまで思わせてくれる仕上がり。さわやかにものすごくやさしい余韻をくれた。
別々の場所で演奏されているロックとクラシックの映像と音楽がじわーっとオーバーラップするシーンがすごくすき。他にも、ニューヨークの喧騒も音楽にしてしまうシーンがあったり、ゴスペルやらパイプオルガンやらも出てきたり、ジャンルとか関係なく「音楽」を存分に。
あ、サントラ買わなきゃ。でもナイトショー終わりは売店みんな閉まってて、おにいさんがプログラムを手売りしてるのみ。で、勢いで購入。いままで散々映画見たけど、プログラム買ったのってはじめてかも。なんだろ、映画を気に入っちゃったからなにか形で手元に残したかった感じ。
んー、もっかい見たい。DVD出たら買っちゃうかも。114分。
「奇跡のシンフォニー」オリジナル・サウンドトラック
サントラ
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